2022/06/04 19:16
-----アイテムの成り立ち-----
今年の春先、『最近、デリカビーズで遊んでないなぁ』なんて思ったことがきっかけ。
ダークなトーンのリング。
ステッチで編みながら、『何かが違う』
色味が暗いから?
『じゃ、シルバーな感じで』
けど、デリカでペヨーテだけだと平べったい感が愛想がない。
『じゃ、ステッチやめてみよう』
『リングのセンターラインはモチーフがあるといいな』
それで、センターモチーフは単純に8の字編みで。
それからだよ。
8の字の間隔をデリカで埋めて、それをペヨーテで外周を回して。
『シンプルだけどいい感じ』
けれど、リングの縁がないと、つっけんどんっぽい。
縁はデリカで作って。
すべてのビーズを拾って。
まるで、スクエアステッチのように。
『整った』
けれど、何か物足りなくて。
『自分の持っている3cutビーズを使ってみよう』
ビーズのランダムさが石垣を積むかのように輪に仕上げる。
味わいになることを期待して。
思いとしては、天然石のゴツゴツとした粗野な感じ、整えられてない感じが、個性でオリジナルで。
なにか、一つづつの丁寧さが伝われば満足。
『いい』
やっとベースになりそうなデザインができた。
『けれど、モノトーンじゃ寂しいかも』
そこから、ベースカラーとなる色を選んだ。
自分で思う、なんでも合う『ブロンズ(コゲ金)』で。
自分の手持ちにあるデリカビーズとコゲ金カラーでできたリングを見て、
『なんにでも合いそう』
と納得したときに、
『誕生石をデリカビーズで置き換えたら面白いかも』
そらから、12色試作をして自分なりの『誕生石カラーイメージリング』作ってみました。
リング1つの製作に恐ろしく時間がかかってます。
Blogだから書くけど、2.4mテグスを使い、製作に5時間位かかってます。
リングの縁を編み込むために片側40粒位のビーズを使っています。形を整えたり編み戻したりと。一つのビーズに4本いっぱい通してます。
1月ガーネット
ザクロのように深い赤。意外とビーズで透明色の赤は少ない。
単色の赤だけではない輝きを持った素敵な赤。『レッドゴールドラスター』
2月アメシスト
アメシストの色の濃淡。ビーズには欠かせない色。
透明感があって爽やか。奥行のあるようなアメシストを選んでみました。『クリスタルinバイオレット』3月アクアマリン
アクアマリンって透明感が強く、色味に合わせるならばシルバー系。
今回のリングのベースカラーはブロンズなので、そのままの透明感を組み合わせると色味が表せないと思った。
そのため、あえてのホワイトベース。ホワイトに淡いブルーで表現してみました。『ホワイトラスター薄藤』